不定期日記
2003-05-17 (Sat) [長年日記]
_ [JEF] JEF市原 vs 鹿島アントラーズ
初アウェイに行ってきました。カシマスタジアム、でかいです。入場者数が1万9千人を超えたのに、メインスタンドには人がまばらで、2階席にはほとんど人がいないという状態でした。そんな状態なのに、鹿島ゴール裏だけは、ほぼ満席。それがみな計ったように同じ動きをする。結構異様な光景でした。
また、蘇我スタジアムにオーロラビジョンをつけて欲しいという話がありましたが、今日のような使い方なら必要ないと思いました。試合を中継していたけどそんなもの見るわけも無いし、リプレイなんて見ている暇はないし、唯一ゆっくり見ることのできるハーフタイムには、スポンサーのCMを流しているし。あとは選手紹介の時に映像を流していたぐらいだけど、正直そんなのはどうでもいいです。
_ 試合のほうは、前半はまるでやる気がなさそうな感じでした。阿部は完全に小笠原につきっきりで、それ以外の場所には行かないし、斉藤やら勇人やらがボールを持っても羽生やサンドロは逆サイドで歩いていたりしてボールの出し所がなく、後に戻すしか無いというような状況が続いていました。逆に鹿島は簡単にボールを回して、エウレルや柳沢がゴール前で突破を仕掛けるという流れを作ることができていました。
しかし、前半途中から、多少は積極性が出てきており、点が入るちょっと前にはほぼ互角にやりあうことができるようになっていました。点が入った後は見違えるように動きがよくなり、2点目は完全に崩すことのできた点だと思います。後半もいい動きは続いており、崩しかける場面も何度かありました。ナビスコのセレッソ戦からですが、今年のJEFは見ていてあまりの面白さに思わずにやけてしまうことがよくあります。今日の後半もそうでした。
でも、さすがに相手は鹿島で、決定機の数では負けていたと思います。結局今日の勝因は、途中から全体の動きが良くなったのはもちろんですが、それに加えて櫛野の好セーブ、鹿島の決定力不足、あとは運でしょう。
またあとから考えると、前半途中までほとんど動き出しがなかったのは、体力を温存していたのかと思えなくもありませんが、実際のところどうなのかはわかりません。