不定期日記
2010-05-01 (Sat) [長年日記]
_ [演劇] 「2LDK」@青山円形劇場
劇場で演劇を見るのは初めてでした。 客席が円形に4列しかなく、目の前で見ることができました。
同じ事務所の先輩後輩で女優志望だが芽が出ない2人が2LDKのマンションに一緒に住んでいる。 2人で同じ映画のオーディションを受けたその夜、一晩の話。
乱闘シーンはプロレス並。 本気で殴る蹴るの激しい応酬で打撲は当たり前、少なからず怪我もあるはずだと思う。
しかし、これらは前哨戦にすぎない。 本当の衝撃はオーディションの結果を聞いたあとのラストシーン。 ぞくっとする結末だった。 女性は本当に恐い。
先輩女優、橘ラナ役の和希沙也さんも良かったが、松本希美役の水崎綾女さんが存在感あり、目力ありで印象に残る演技でした。
- 原案・演出: 堤幸彦
- 脚本: 三浦有為子
2010-05-02 (Sun) [長年日記]
_ [mobile] HTC Desire レビュー
Android 2.1 を搭載した携帯電話である HTC Desireを購入したので、現時点での感想をまとめておこうと思います。 iPod touch (第3世代, 2009) を持っているので、これとの比較になります。 電話機能については都合により対象外。 音楽プレーヤーとして使う気も無いので、これも基本的に対象外です。
- サイズ
- iPod touchと比べると、厚みがあって幅が狭い。慣れの問題かもしれないが、 iPod touchの方がいろいろ操作しやすい気がする。画面が縦長なので、片手で操作していると一番上まで指が届かない。 iPhone の場合は iPod touch と比べて厚みがあるので、また感じ方が変わるかもしれない。
- タッチ操作
- もともと材質が違うのか iPod touch が経年変化したのか分からないが、どうもDesireのタッチスクリーンと自分の指先の皮膚との相性が悪い。うまく滑ってくれない。
- タッチ面と表示面が iPod touch より離れているせいか、誤入力が多い
- スクロール
- スクロールががたがたする。なめらかさは iPod touch の方が数段上。
- 文章編集
- 光学式ポインタ、物理キー等付いている割には、 iPod touch より編集がやりずらい。まだまだUIの作り込みが足りないと思う。
- その他
- Portrait / Landscape 自動変更機能について、 iPod touch と違って、Landscapeになるのは左に倒したときだけ。寝転がって使うときは、右を向けばよい。本当はこの機能自体がいらないが。
- 位置情報掴むのは圧倒的に早い。 iPhone は知らないが、 touch とは比べ物にならない。
- 電源ボタンを押しても Wi-Fi の接続を切断せず繋ぎっぱなし。iPod touch も音楽を聴いているときは同じだが、 Desire は聴いていなくても切断しない。
- マルチタスクは便利。アプリ切り替えの心理的障壁がかなり低くなっている。
自分にとって特に重要なDesireの特徴は、以下の3点です。
- (-) タッチ面のガラスが厚いためか、タッチ面と表示面が iPod touch と比べて離れている。これにより、まだ触っていないつもりなのにタッチしてしまうということになるため、真正面からではなく斜めからタッチする場合に誤入力が多くなる
- (-) 文章編集のUIが弱い
- (+) マルチタスク機能の搭載。最初は特に長所とは感じられなかったが、使い込んでいくうちに必要不可欠な機能と感じるようになってきた
製品としての完成度は、 iPod touch の方が数段上だと思います。 特に、上記特徴の1番目、タッチ面と表示面との距離は、Desire にとっては致命的とも言える問題。 しかし、シングルタスクであることはまた iPod touch の致命的な問題。
単に利用者として現時点で良い物をということだと、一長一短。 マルチタスクをサポートする iPhone OS 4 が出るのを見越して iPhone を買うというのが正解かもしれません。 また、サードパーティ製のアプリケーション等を考慮するとまた別の視点があると思います。
個人的には、すでに Desire を購入済みであること、 iPod touch にカメラが付いていないことに不満を感じていたこと、すでにマルチタスクで無いということが考えられないことから、 HTC Desire をメインで使っていくつもりです。
2010-05-03 (Mon) [長年日記]
_ [演劇] 2LDK @青山円形劇場
演者が日替わりのこの舞台、3日目の西川里美×川上ジュリア組を観に行ってきました。 舞台が名前の通り円形なので、観る位置によって見え方が全く違います。 今回の舞台を観る上では、前回のソファーの前という場所がベストポジションだったようでした。
二度目ということで、ストーリーが頭に入った上で観ていたわけですが、いろいろと仕掛けが見えたりしました。 ストーリーについては、じっくり見ると、なんでここでこういう行動に出るの?と思うところもありますが、この舞台はそういうことを気にしてはいけないのかもしれません。
各自本番は1日2公演のみということで緊張があったためか、若干早口で台詞が聞き取りづらい部分もありました。 しかし乱闘シーンの迫力はこの組も十分、笑う場所もしっかりありました。
一度目見たとき戦慄を感じたラストシーン、今回の芝居では若干意味合いが変わっていたような気がしました。
2010-05-22 (Sat) [長年日記]
_ [JEF] ジェフ千葉 vs 東京ヴェルディ
前半はなかなか中盤でボールを回せず、長いボールを蹴るしかできなかった。 ネットは競って裏に流すけど、そこに誰もいないということも多かった。 高木兄弟や平本のドリブルで何度もチャンスを作られた。 右サイドの鎌田が中に絞った後のスペースを、うまく使われることが何度もあった。
しかしセットプレーから失点はしたものの、センターバックの二人がしっかり守っており破綻がほとんど無かったこと、櫛野が最後のところで止めてくれていたことが、最終的には勝利につながったと思う。
青木孝太が交代で入って、ヘッドで競ったボールをつなげるようになった。 また、今日は山口が高い位置にいることが多かったのが、得点シーンへつながった。 最終的には、ヴェルディに最後の所でミスが出たのを抜け目なくついた青木孝太のゴールで逆転。
あまりいい形が作れたとは言えなかったと思うが、とにかく勝つことができたという試合だったと思う。 また、土屋が倒れるプレーやネットが関わるプレーでいくつもファール取られたのは良く分からなかったが、ペナルティーエリアで相手選手を何度か倒したけどPKを取られることが無かったなどディフェンス面では審判に助けられた部分は大きかったと思う。