不定期日記
2009-09-01 (Tue) [長年日記]
_ [旅] ノルウェー旅行 (3) (オスロ〜ミュールダール〜フロム〜グドバンゲン フロム〜ミュールダール〜ボス〜ベルゲン)
今日はソグネフィヨルド (Sognefjord) にフィヨルド観光。 ちなみに、荷物は Porter Service を使って一足先にベルゲンへ。 対面ならまだしも電話での依頼は全く自信が無かったので、ホテルに依頼をお願いしてしまいました。
昨日はちらほらとしか見かけなかったのに、どこから沸いてきたのか日本人がいっぱい。
オスロ中央駅 (Oslo S) からミュールダール (Myrdal) まではベルゲン急行、フロム (Flåm) までがフロム鉄道、グドバンゲン (Gudvangen) までフェリーに乗ってボス (Voss) までバス、あとはベルゲン急行に戻ってベルゲンまで行くという予定 (地図の青線の経路)。
普通はノルウェー語の車内アナウンスなのに、定番の観光地なこともあってかフロム鉄道は英語、フェリーに至っては英語+日本語のアナウンスでした。
フェリーからいい眺めが見えるはずだったのが、大雨でほとんど何も見えない状態。 しかもこの雨で落石が発生し、その後乗るはずのグドバンゲン〜ボス間のバスが運行中止。 フェリーでフロムまで引き返してフロム鉄道、ベルゲン急行と乗り継いでベルゲンまで行く羽目となりました (地図の赤線の経路)。
幸か不幸か引き返す際少し天気が良くなって、行きは見ることのできなかった景色を見ることができました。 どう見ても湖にしか見えないのにこれで海なのだから、本当に不思議です。 ジェノバから来た大きな客船も入ってきており、フロムに停泊中でした。
ただしその後トラブル発生です。
フェリー上では、ボスまで追加支払い無しで振り替え輸送ができると説明を受けました。 しかしフロム駅の切符売り場で聞いてみると、運行中止は知ってるがそれはあくまでもバスの話、鉄道に乗るなら切符を買えと、まったくかみ合わず。 そのままフロム鉄道に乗ったけど、車掌も同じ反応。 仕方がないので、それなら往復料金 (復路料金が半額) にしてくれというつもりで往路の切符を出したら、その切符でOKとのこと。 よく分からなかったけど、払わないで済むならそれでいいのでその場は終了。
ベルゲン急行の方は話がわかる車掌さんで、バスのチケットの半券をちぎってこれでOKだ、とのこと。
結局追加での支払いは一切無しで済みましたが、ちょっと大変でした。 ちなみに自分は個別にチケットを買って行ったためこんな目にあいましたが、他の人は Norway in a Nutshell というツアーとしてのチケットだったため特に問題なかったようです。
ということで、当初の予定の2時間超遅れでしたが、無事何とか宿泊するベルゲンに到着です。
2009-09-02 (Wed) [長年日記]
_ [旅] ノルウェー旅行 (4) (ベルゲン市内観光)
ベルゲンは、山に囲まれた港町です。朝から一日ここで市内観光。 各種美術館・博物館に入れるベルゲンカードを買ったけど、得だったかどうかは微妙な所。 ケーブルカーで登れるフロイエン山 (Fløyen) の上から見下ろす景色は、晴れていたら絶景のはずだったのですが、残念ながら雨のせいで霞んでしまいました。
魚市場で、やけに上手な日本語で値段・注意事項が書いてある店があると思ったら、店に日本の方がいました。 話し込んでるうちに、前日フィヨルド観光で一緒だった人が通りかかってその方とも一緒にお話。 その後ブリッゲンも一緒にまわりました。 こういう偶然の出会いがあると、面白いですね。
魚市場ではいろいろ試食もさせてもらいましたが、サーモンがおいしい! かなり高かったので買っては来ませんでした。
ブリッゲン (Bryggen)
ハンザ商人が家や事務所として使ったというブリッゲン。 UNESCO世界文化遺産に指定されているそうですが、完全に傾いています。 しかも2階より上の重量に1階の構造が耐えられていない、危ない傾き方。 大丈夫なんだろうか?
中を歩いていたら、上り階段の手前になにやら看板が。 何があるのか分からないもののなにやら怪しいと思ってよく見てみたらタロットの文字。 なんていうこともありました。
ベルゲン美術館 (Bergen Kunstmuseum; The Bergen Art Museum)
普段絵を見る習慣なんて無いのですが、せっかくなので美術館へ。 絵を見るのも体力的に疲れますね。
ムンクを見た後だから特に感じたのかもしれませんが、写真ではなくて絵にする意味は何だろう?と写実的な風景画の意味について考えてしまいました。
ベルゲン海洋博物館 (Bergens Sjøfartsmuseum; Bergen Maritime Museum)
最近の船についてはやはり船の科学館ほどでは無かったけど、オスロのものよりはるかに面白かった。 こちらもやはり木造船についての展示が充実しているのに加え、昔の造船所の再現模型など初めてみるようなものもありました。
2009-09-03 (Thu) [長年日記]
_ [旅] ノルウェー旅行 (5) (ベルゲン〜アムステルダム〜成田)
最終日は帰国するだけです。 ゆっくり起きて、バスに乗って空港へ。 頼りにしていた「地球の歩き方」によるとバス代が80NOKとなっているのが実際は85NOK。 あとでよく見たらFlybussenのページに書いてありました。
売店や機内の様子を見ていると、数独 ("Sudoku" in English) がはやっているようです。 紙でやっていたりiPhoneでやっていたり、飛行機の個人用画面でできるゲームにも入っていました。 Wikipediaによると、語源は日本の雑誌だけど、最初に流行したのはイギリスのようですね。
帰りはアムステルダムでの乗り継ぎが1h35mだったのですが、60分前に搭乗なので実質30分程度。 かなり慌ただしい乗り継ぎでした。 Passport Controlの後でもう保安検査が無いのかと思ってミネラルウォーターを買ったのですが、搭乗ゲートの先で保安検査。 買ったばかりなのに没収されてしまいました。 水を買うチャンスがゼロというのはやめてほしい所です。
行きにアムステルダム・オスロで入国した時と比べ、日本での入国は面倒です。 入国といっても入国審査ではなく、その後の税関が。 オスロでははっきりいって税関は素通りでしたが、日本では必ず検査を受けることになっています。 島国であるために、検疫等水際での阻止がある程度可能だからだとは思います。
初めての海外ということで、英語が通じて安全そうな所を選んだわけですが、おかげで特に大きな問題はありませんでした。 ノルウェー人は、みんな英語を話せます。英語力はアナウンスなどを全然聞き取れないというレベルだけど、自分の言いたいことを伝えられさえすればほとんど問題無いです。
ただしもう少し話せるともっと楽しいだろうなとも感じました。 今回結局、自信が無いので通りがかりの人に道を聞くということが一回もありませんでした。
ノルウェーでは現金はほとんどいりません。 一応用意したのですが、どこもかしこもカードで払えるので全然減らず。 途中からはあわてて現金を使い出して、結局なんとか残り1クローネになるまで使い切ることができました。
銀行での両替、クレジットカードでキャッシング、海外対応キャッシュカードでおろすことの3つの方法を試しました。 銀行での両替が一番レートが悪く、クレジットカードとキャッシュカードはほぼ同等です。 下ろす金額にもよりますが、1000NOK程度であれば手数料含めてクレジットカードでのキャッシングが若干レートが良いようです。
辞書は、無くても特に困らないです。 というか、会話している途中に辞書を引けるわけが無いので、持っていても仕方がないですね。
電源が230Vということで変圧器をわざわざ買って持って行ったのですが、荷物を開けてみたら持って行ったすべてのACアダプターが240V対応で全く意味がありませんでした。
海外というのがそんなに特別なものではないとも思ったけど、一方で行かないとできない経験もあって面白かったです。さらに、一人旅ならではの楽しさもあるかなと思いました。 ずっと雨ばかりだったのがちょっと残念。
また時間を見つけてどこかに行ってこようと思います。
2009-09-20 (Sun) [長年日記]
_ [音楽] momomotion 09@navi cafe
久しぶりで、かつ次があるかどうか分からない川畑李子さんのライブは、ワンマンでした。
新しい曲あり、カバー曲あり、もちろん前からの曲もありの充実したライブでした。 本人はMCでやってない間に下手になってと言っていたけど、全然そんなことは無かった。 変に力が入ることもなく、かといって弱いということもなく、全曲通じていいライブだったと思います。 確かに途中止まってしまったりなんてこともありましたけど。
来年の渡英に備えて、ukドメインのサイトも立ち上げたそうです。
2009-09-21 (Mon) [長年日記]
_ [音楽] Candle Night vol.15@市川 ALMANAC HOUSE
16回目を迎えたらしいCandle Nightの今日のゲストはまるさん。 最近は会社でもあるから慣れてきたけど、干支が一回り違うというのはすごいです。
ギターの弾き語りでした。 一音一音考えていると感じられる曲の作り方がすきです。
2009-09-28 (Mon) [長年日記]
_ [PC] 社内Twitter?
- 22:15 Twitterもどき、会社に設置してみたくなってきた。
- 22:12 Twitterみたいなやつをグループウェアとして使うとすると、フォローは本当に全部読みたい人だけにしておいて、連絡事項は@付きにするとフォローされていない人のタイムラインにも流れるというのが現実的か。で、アーカイブはフォローしていない人の分も全部見ることができると。
- 21:59 たてたいのは、記事投稿用POP/IMAPサーバー。SMTPはめんどくさいのでやるつもりはありません。
- 21:57 社内外のメールの流れが[Exchangeサーバー <=> 中継SMTPサーバー <=> 外]で、"中央SMTPサーバー"はExchangeサーバーと外のDNSしか見ないので、社内に野良メールサーバーを立てられないのがつらい。
- 21:48 twitterみたいなやつにファイル添付する使い方にして、movatwitterみたいにクライアント側でサムネイル展開すればいいのか。アーカイブ的なものだと使ってもらえないけど、業務連絡に使うようになれば自然にデータも貯まっていくわけだ。
- 21:38 今運用してる、添付ファイルOKのいわゆるブログ形式のやつは、作った本人にとってはメリットいっぱいなんだけど他の人にはあまり使われていない。
- 21:36 しかしうちの職場の場合、PDFを簡単に貼り付けられて、サムネイルで一覧表示できるようなものの方が使ってもらえる気がする。
- 21:28 確かに。 RT @jugyo: グループウェアも Twitter みたいな感じにすればいいんじゃないかな
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