不定期日記
J2千葉観戦記, ライブの感想を中心とした備忘録
2003-07-20 (Sun) [長年日記]
_ [JEF] JEF市原 vs ジュビロ磐田
前半30分過ぎまでは、どうなる事かと思いました。ジュビロは明らかに飛ばしてきており、プレッシャーが普段のJEF以上に早くて厳しく、奪ったボールをいとも簡単にまわして中央突破してしまいため息を誘うシーンばかりでした。他のチームの場合には、早めにプレッシャーをかけていくと、後ろに戻すか、キープしようとしてミスするかたいていどちらかですが、ジュビロの場合は、そのような状況でも個人技で振り向いてしまうため、カバーリングの選手が考えていなかったところにボールを回されてしまうというシーンが前半はかなり見られました。もっと基本的な部分も含めて、個人のテクニックではまだまだ大きな差があるということをまざまざと見せつけられた感じでした。
ただし、ジュビロが先制した後あたりから、ジュビロのプレスが若干遅くなり、またJEFのプレスに引っ掛かるようになってきました。後半の勝ち越すあたりまでは、完全にJEFのペースで、いつものJEFのサッカーが見られました。
ただ、勝ち越した直後に同点に追いつかれてしまうところは、集中力の欠如でしょう。その後はカウンターのしかけあいで、どちらのチームも決定的場面が何度かありました。西が交代したことでジュビロのカウンターの脅威はだいぶ低くなった気がします。
この試合で感じたのは、やはりジュビロはいいチームなんだということでした。なにしろかつて一度だけ生で見た去年の1stステージのJEF戦でのジュビロはボロボロでしたから。
2020|07|