不定期日記

J2千葉観戦記, ライブの感想を中心とした備忘録

2006-08-23 (Wed) [長年日記]

_ [JEF] ジュビロ磐田 vs JEF千葉

ヤマハスタジアム 前田は以前からいい選手だと思っていたけど、西、太田がいやらしい動きをするようになっていました。特に太田は右サイドの選手と思っていたけど全然そんなことはなく、どんどんポジションが変わり、中で見ることの方が多いぐらいでした。 主に左サイドの上田もいい動きをしていたと思います。 ジュビロが意外に良くなっていたので、金が退場した時は11人対11人でもっと見たかったと思ったけど、とてもそんなことが言える試合ではありませんでした。

前半は崩す時に羽生以外の動きが無いため、崩そうとしていながらもボールが止まってしまうという場面が多々ありました。 金が退場した場面の中島の3人目の動きなど、良かった場面が無かったわけでも無いですが。 相手の方が少ないのだから、坂本はもっと上がっても良かったのではないかと思います。 正直、前半はどちらが10人だかわからないぐらいでした。 1失点目は退場者が出たあとだけど、完全に崩されたゴールです。

後半は工藤を入れることで、ボールは前に運べるようにはなったけど、全体にボールを大事にしすぎです。 簡単に裏を狙えそうな場面が何度もあったけど、多分一回もボールが出なかった。そればかりやれとは言わないけど、変化を付けないと。 裏ばかりではなく、ここに出せばチャンスになるという時に出し手が見ていないことも何度かありました。 ミドルシュートも打とうという意識が見える人も誰もいない。あれじゃペナルティエリア外でいくらボールを回せていても、守る方にとって全然怖くないです。

後半のジュビロはFWを2人とも交代させてしまい、完全に守ってカウンターという態勢。 この采配はどうかと思ったけど、見事にはまって2失点です。

最近調子の上がらない巻は、真ん中で待っているから生きないような気がしてきました。もともと去年代表に呼ばれ始めたころは、運動量で勝負して自分がつぶれることで他の選手を生かすタイプだったはず。ハイボールに対する競り合いで特別強いわけではないので、とにかく動き回らないと。 ペナルティエリア内で両足を完全に払われて、ノーファールという意味不明な判定は不運でしたが。

交代で結城をFWとして入れた意図は全く分からない。 パワープレイなんてどうせ可能性がないのだから見たくもないし、そもそもパワープレイをやってすらいなかったです。

とにかくがっくり来る試合でした。 試合中にパスがつながらなかった時に阿部が地面を叩いて悔しがったり、終了後に羽生選手が泣いていたりと、選手ががんばっていない訳ではありません。 何かが空回りしているのでしょうか。


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