不定期日記
J2千葉観戦記, ライブの感想を中心とした備忘録
2007-10-20 (Sat) [長年日記]
_ [音楽] 大砲を使ったコンサート@陸上自衛隊朝霞訓練場
生砲撃付きで、チャイコフスキーの「1812年」が聞けるということで行ってきました。 入り口では空港並の持ち物検査。群馬県警、栃木県警など、各地から金属探知機を借りてきていました。
子供が騒いでいたり、演奏中にもかかわらず砲撃の前にハンドマイクで「この後大きな音がなりますのでご注意ください」というアナウンスがあったりと、とても音楽を聴く環境ではないとも思ったけど、「1812年」をきいたら、考えがかわりました。 ナポレオン率いるフランス軍と、苦しみながらも戦い抜いた末の勝利を祝う祝砲というのが、曲中での砲撃の位置付け。 それはやはりホールでかしこまって聴くものではなく、このような環境で演奏されることを前提に作られた曲なのでしょう。
砲撃は、音も大きいけど空気自体が動く感じです。 当然、小さい子は泣きます。 撃つタイミングを知らないと、落ち着いて曲なんか聞いていられないかもしれません。 CDなどの音源で、いくら本物の大砲の音が入っていようと、空気を動かせなければそれは全くの別もの。 一度は生で聴いておいて損は無いです。
2020|07|