不定期日記
2010-08-30 (Mon) [長年日記]
_ [旅] 北欧旅行 (2) (Estonia Tallinn, Paldiski)
バルト海を渡って2時間、エストニアのタリンヘ。 往復ともに Tallink、行きが Star, 帰りが Superstar でした。
首都タリンの旧市街はヘルシンキとたいして変わらない物価ですが、外に出てしまえばミネラルウォーターが約90円、鉄道に1時間乗って約170円と物価は非常に安いです。
Tallinn
旧市街が世界遺産です。 中を歩いているとガタがきている所も多いけど、これだけのものがまとまっているのはすごい。 上から見下ろした風景は絶景でした。
夕食は、Tallinn 旧市街の中心にある Raekoja Plats (市庁舎前広場) に出ているテラスで。 近くには、ウッドベースとアコーディオンで演奏している人もいました。 地球の歩き方には市民の憩いの場と書いてありましたが、実際には旧市街の中は完全に観光地で、観光客とそれを相手に商売する人しかいません。 Tallinn 駅の反対側あたりに露店がたくさん出ているマーケットがありますが、ここが本当の地元の雰囲気なのではないかと思いました。
Paldiski
首都タリンから Elektriraudtee で約70分。 旧ソ連の原子力潜水艦の基地があったところで、独立後もロシアの軍艦が去る1994年まで、関係者以外はエストニア人も含めて入ることができない町だったそうです。 旧軍施設や人のいない住宅が廃墟となっている一方、団地のようなところに多くの家族が暮らしている不思議な雰囲気の町でした。
鉄道の運賃は、片道25EEK。支払いは現金のみで、車内で車掌からチケットを購入する形でした。 スーパーが2軒あって、カード使用可です。ATMもあります。
交通手段は何もありません。 自転車を借りていこうと思っていたが、レンタサイクル屋の場所がわからず断念。 自転車は列車の車内にそのまま持ち込み可だが、特に設備があるわけではありません。